のどのトラブルによく効く!
定められた用法、用量を厳守してください
溶連菌感染症は、溶連菌という細菌の感染なので、抗生物質を使った治療が有効です。薬を飲めば症状は2~3日で良くなりますが、処方された抗生物質の量や回数を守って服用することが大切です。
発症してから早い時期に適切な抗生物質を使用すると、熱は3日ほどで下がって軽症で治ることもあり、発疹も含めると4~5日で症状は治まります。しかし、発熱や発疹が治まっても、細菌が完全に体から消えたわけではないので、処方された抗生物質を最後まできちんと指示通りに飲みましょう。また、症状が消えたからといって、自己判断で薬の飲み方を変えたり、途中で薬を止めたりしないようにして下さい。
以前は、合併症として急性腎炎やリウマチ熱などが恐れられていましたが、処方された薬を飲んで治療すれば、そのような心配はまずありません。ただし、念のために治った後で尿検査を行うこともあります。
溶連菌感染症の主な症状は、喉の痛みと高熱(38度以上)なのですが、この症状が出始めるまでの潜伏期間が2~3日程度と言われています。
舌が苺のように赤く腫れあがり、身体や手足に発疹(ブツブツ)が出る場合もあります。そして、これらの特徴的な症状が発症して1週間後くらいに、手の指先から皮が捲れてくることがあります。
溶連菌とは、溶血性連鎖球菌の略で、溶連菌感染症とはこの菌が喉などに感染して起こる病気のことです。
抗生物質が発達していない頃は、「猩紅(しょうこう)熱」と呼ばれて伝染病扱いにされていましたが、現在では抗生物質によって治るので、溶連菌感染症は昔のような大げさな扱いはされなくなっています。ただし、抗生物質を使用してしっかり対処しないと、腎炎やリウマチ熱、紫斑病といった合併症を引き起こす危険性もありますから、溶連菌感染症になった時は、決して油断をしないようにして下さい。
一般的には、溶連菌に感染したり発症したりするのは幼児や学童が中心ですが、大人にも感染することがあるようです。